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安納芋の皮の色と果肉の色味の関係


11月下旬は焼き芋がとっても美味しくなる季節ですが、みなさん焼き芋にするときって、どのように焼いてますか?
お芋はでんぷん質がゆっくりと糖に変わっていくことで、独特の甘さが出てきます。だいたい平均で収穫後1か月くらいが目安となっていますが、きちんと保管ができていれば、もう少し長く熟成をさせていた方が甘味は増してきます。

出荷初期の10月下旬は、甘みがあっても、なかなか蜜が溢れず、少しホクホクの焼き上がりになることもあるんですよね。お店では、濡らしたキッチンペーパーとアルミホイルで巻いて焼き、少しねっとり感を出すようにしていましたが、先日、お店である実験をしたんです!

それは、塩水につけてから焼く!

です!塩水?という気もしますよね。。半信半疑で、店のお芋で試しに焼いてみたら、、、
とーっても、ねっとりの焼き上がりに♪糖化が進んでいるお芋は、トロトロになってました!

詳しいことはわからないのですが、浸透圧の関係で、お芋の水分量が変わって、よりねっとりに焼けるようです。

ねっとり系の焼き芋がお好きな方は、ぜひお試しください♪
店では、500mLあたり小さじ1杯程度のお塩を入れて、一晩(約15時間程度)漬けて焼いています。浸す時間は、1〜2時間でも大丈夫みたいですよ!

この画像は、11月初旬の画像です。ここから日に日に糖化は進んできますので、1週間寝かせるだけでも、食感や甘味は変わってきます。



さらに、実験をもう一つ、ご紹介(^-^)

同じ安納芋といえども、生産者さんや、畑の土の違いで大きく異なる味わいにもなる、安納芋。せっかくだったら、甘いものを食べたいし、たくさん家にあるお芋を、どういう順番で焼いていけば、最後まで美味しく食べられるんだろう?と、思いますよね??

そこで、毎日お芋を焼いている、私たちのお店で、皮の色と果肉の色、その焼き上がりの違いを調べてみました!

外側の皮の色が、赤いものから、少し白っぽいものを集めて並べています。




では、中の色を見てみましょう(^-^)


いかがでしょうか?

皮の色が濃いものは、薄いものに比べて、黄金色になっていますよね?

お店に糖度計がなかったので、数値的なことははっきりとわからなかったのですが、味見をしてみた感じだと、やはり黄金色のお芋が甘味を強く感じました。


というわけで、お手元のお芋を焼く際には、紅色のお芋から先に焼き、出来るだけ熟成を長くさせた後に、白っぽいお芋を焼くと、甘みが均等に楽しめるかもしれません。


以上、お店で試してみた安納芋の豆知識でした!

ご参考になれば幸いです!

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