小さなサイズの安納芋
10月下旬頃から発送が始まる安納芋ですが、収穫は、9月上旬から開始されており、1か月ほど熟成をしてから出荷しております。これは、さつまいもは、”デンプン”が徐々に時間をかけて”糖”に変化していくのを待つためです。
お芋によっては、早く糖化するものもありますが、お芋にも個性があり、なかなか糖化しないものもあります。平均的に全体の糖化が進むのが、約1か月ということなのです。
届いた直後に、焼き芋にしても、ねっとり感が足りない場合は、少し低めの温度で焼き時間を長く取ると、糖度が増す傾向にあります。また、濡らしたキッチンペーパーとアルミホイルでくるんで焼くと、ねっとり感、しっとり感が増して、美味しくお召し上がりいただけます。
それでも、甘さが足りなくて気になる場合は、少しおいてから、熟成をさせてお召し上がりいただくと、少しずつですが糖化が進んでいきます。
10月下旬頃、出荷初期で、どうしてもホクホクになる場合は、塩水につけてから焼くのも、おすすめです!
塩水での焼き芋は、こちらの記事で触れています。
当店では、この安納芋を店頭で焼き芋にして販売していますが、10月中は濡らしたキッチンペーパーとアルミホイルで包んで、ねっとりしっとりとした仕上がりにしています。
11月も中旬頃になってきますと、アルミホイルだけでも、ねっとりとした食感になってくるので、ホクホク→しっとり→ねっとり、それぞれの味わいをお楽しみいただければと思います。
へたっぴなりに、一生懸命、店頭で取った写真です(^-^;
安納芋は、まとめて焼き芋にしてからですと、冷凍保存も出来ますので、お得なまとめ買いをご利用いただき、まとめて焼いて、冷凍保存もおすすめです。約1か月ほどは日持ちします。
解凍の際は、電子レンジで解凍から温めが可能なので、とっても便利です♪
当店では、一番小さいサイズ(手のひらよりひとまわり小さいサイズ)の安納芋が一番の人気商品となっております。
かなり小さめなので、好き嫌いの分かれるところではありますが、
・小さなお子様が食べきるのにちょうどいい
・小腹が空いたときに、おやつとしてちょうどいい
・大きなお芋は食べきれないから、食べきりサイズが嬉しい♪
・大きなお芋は焼くのに時間がかかるけど、小さいサイズは時短になって便利♪
という理由や、お客様からの有難いご感想から、毎年、販売させていただいております。
お芋農家さんにとっては、小さすぎて選別作業も大変なサイズですが、中には行き場なく困ってらっしゃる農家さんもいらっしゃるようで、その”困った”と、お客様の”それ欲しい”を繋ぐ役目になれたら嬉しいな、と思いながら、毎日発送作業をしています。
ちなみに、当店では、Mサイズの焼き芋で75分〜80分焼いていますが、この小さなサイズは45分で焼きあがりました!30分以上も時短になるんですね!お芋の大きさって大切ですね!
皆さまの時短テクや、色々なレシピがありましたら、ぜひ私たちにも教えていただけると嬉しいです♪
下の画像は、Mサイズと2Sサイズ(小さな安納芋)の比較写真です。
実は、この小さなお芋たち、根っこと茎がついて入荷されます!
この”しっぽ”と言われる部分を、実はスタッフ二人で切りながら梱包作業しています。
1つ1つ、お芋のしっぽ切りをしていると、それぞれに個性があって、
”あーーー!これはめっちゃ美味しいやつーーーっ!”みたいなお芋を見てはテンションが上がったり、今年のお芋はこうだね、ああだね、なんて言いながら、楽しく、真剣に作業しています。
こんな感じで撮っています(^-^)♪
奥に移っているグリーンは、お客様からのいただきものです♪
とても雰囲気が良くてお気に入り♪
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