スイートスプリングとは。
当店「おひさまとくだもの」が鹿児島から全国へ通販でお届けするみかんの一種であるスイートスプリングとは。 当店では、温州みかんやかごしま文旦(サワーポメロ)のお取り扱いもございます。
ミカン科に属する柑橘で、スイートスプリング(Sweet Spring)という洋風な名前の柑橘ですが、日本生まれのみかんの仲間。
その歴史は意外に古く、誕生したのは戦後間もない1947年(昭和22年)のこと。
上田温州に八朔(はっさく)を掛け合わせて育成され、糖度が高く、風味が豊かであることから、昭和56年に”スイートスプリング”として命名され、品種登録がされました。
生産地としては九州が80%近くを誇り、そのうち約20%が鹿児島産のスイートスプリングとなります。
誕生から40年近くが経過しているスイートスプリングですが、豊かな風味とは裏腹に見た目がゴツゴツしていることや、外皮の剝皮が困難な(皮が剥きにくい)ため、あまり栽培が拡大せず、生産量が他の柑橘類に比べまだまだ少ない柑橘です。
そのため、都心部で店頭に並んでいるのを見かけられた方も少ないのではないかと思います。
果肉の色はややオレンジがかっていて、ハッサクよりは濃い目ですが、温州みかんなどに比べると淡い色味をしています。
2月頃の完熟期まで木上で完熟させると、その果汁の糖度は12〜13%と非常に高糖度であると言われていますが、一般的なスイートスプリングは12月に収穫されるため、その糖度よりは、やや低めとなっています。それでも、豊かな甘みに加え、酸度(酸っぱさ)が低く、苦みも無いため、見た目の印象とは異なり、非常に食べやすいフルーツです。
スイートの名前が表すとおり、すっきりした甘さがあり、爽やかな味わいを持っています。
スイートスプリングは「タンゼロ」と呼ばれる分類に属し、グレープフルーツや文旦類の仲間である”ハッサク”と、みかん類である”上田温州”の交配で生まれた柑橘のことです。
グレープフルーツや文旦にも近いように思えますがそれぞれに分類は少しずつ異なっていて、
グレープフルーツは「グレープフルーツ類」、
文旦やサワーポメロは「ブンタン類」、
温州みかんは「ミカン類」、そして、
スイートスプリングは「タンゼロ類」
と、細かく分類されています。
スイートスプリングの食べ頃と旬の時期
スイートスプリングの旬は晩秋から冬場にかけて続き、
収穫は11月の初旬頃から始まり、年明けの1月頃まで続きます。甘さが乗る食べ頃の季節は11月下旬から2月あたりとなりますが、一般的な出荷時期は、12月中旬頃から出荷が始まり、2月末頃まで続きます。クリスマスやおせち料理など、濃い味付けの料理が増えてくる年末年始のデザートとしてもおすすめです。
11月下旬〜12中旬頃の果実は青々としていますが、酸味が少ないので”酸っぱい”といった印象はなく、よりスッキリとした味わいをお楽しみいただけます。
1月頃になってきますと、果実の色は黄色〜橙色に変わり、味わいも穏やかで優しい味わいになり、やや甘味を強く感じられるようになってきます。
スイートスプリングは、時期によって様々な味わいを楽しめる柑橘です。
スイートスプリングの保管について
保管は、風通しのよい涼しい冷暗所がおススメです。暖房の効いた部屋や直射日光のあたる場所は避けてください。外皮に傷がないものであれば、1ヵ月ほど持つものもありますが、1週間〜10日くらいを目安に、早めに食べることをおすすめします。
スイートスプリングの剥き方と食べ方
〇オレンジカット
スイートスプリングの表面は凹凸が大きく、皮も厚めのため手で剥くのは少し困難です。グレープフルーツやオレンジなどの大玉柑橘のように、カットして召し上がって頂くのがおすすめです。
〇皮むきグッズ
当店では、柑橘用の皮むきグッズのひよこちゃんをサービスしています。
ひよこちゃんをご利用いただくと、テーブルにナイフ等がなくても、手で剥いてお召し上がりいただけて、とても便利です。
スイートスプリングその他のご利用方法
スイートスプリングは果汁が多く香りの良い柑橘ですので、ジャム(マーマレード)やゼリー、シフォンケーキ、パンケーキ、タルトなどスイーツ・デザートのお菓子の材料としてもおすすめですし、プレーンヨーグルトにまぜて朝食などにもぴったり。
また、カプレーゼやカルパッチョなどにもご利用いただけますし、そのままサラダに和えても美味しく頂けます。
鹿児島のちいさなくだもの店「おひさまとくだもの」では、地元鹿児島の生産者さんから直接仕入れたスイートスプリングを
流通量が少ないスイートスプリングのお得な訳あり品(ご家庭用・ジャム、ゼリーなど加工用)を自宅にいながらお取り寄せ。通販で全国にお届けしています。
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